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平佐 修 プロフィール

1948年軽川町(現・札幌市手稲町)生まれ。15才の頃より独学でギターを始め、
’65年より大塚房喜氏に師事、 ’67年より講師(大塚氏の代教)をつとめ、
’73年に独立し演奏活動を開始する。 N・イエペス、L・ブローウェルの公開レッスンを受ける。

’73年デビューリサイタル以後、デュオ・室内楽・器楽声楽の伴奏などギターソロにとどまらない演奏活動や、
演劇・人形劇・バレーの作曲・編曲など、広範囲な活動を継続している。
特にアンサンブル演奏に力を注ぎ、管弦楽器とギターのための作品や、歌とギターのための作品を数多く紹介し、日本初演作品も少なくない。
また、オリジナルも数多く作曲しており、朗読とギター、ギターデュオ、演劇や人形劇のための挿入曲(歌)、子供のためのバレー曲など、ギター以外のジャンルとの関わりが広い。

’75年、在道ギタリストとして初めての東京に於けるソロリサイタルを開催。
同年「ギターと室内楽の夕」と題した自主企画コンサートがラジオ(STV/録音)放送される。
また、’76 年に開始した「バロックコンサート」は小編成の室内楽を含むサロンコンサートとして、
後進によって13年間(140回以上)継続されるなど、それまでの北海道に於けるギターの演奏活動の領域を大きく広げた。

’82年 アメリカ・ロサンゼルス市に於て、オリジナル作品を含むプログラムで1週間連続公演。
USC(南カリフォルニア大学)ギター課(S・セソコ教授)にてクラスコンサートの機会を得る。

’86年 細川順三氏(フルート/元札響首席奏者・元N響奏者/)とのデュオ・コンサートを札幌市内4ヵ所で開催。

’88年、札幌交響楽団第290回定期演奏会にエキストラ出演、武満徹作曲「木の曲」を共演。

’90年、「ギター室内楽シリーズ(12回)」と題してギターを含む室内楽作品のみによる演奏会を開催。
市川英子氏(元 札響コンサートマスター)文屋治実氏(元札響チェロ奏者)ほか札 幌交響楽団々員はじめ、多くの演奏家との共演で日本初演作品も少なくない。

’91年、佐藤洋一氏と「あこるとギター・デュオ」を結成、2回の札幌リサイタル開催(’95・’98年)に続き全国的なコンサートツアーを展開。
’94年の1st. 「汽車に乗って」’97年の2nd.「案山子の夢」と2 枚のCDを出版。

’92年、演出家・鈴木喜三夫氏との「ジョイント・コンサート」を企画。
シェル・シルバスタイン作「大きな木(大きな木)」を人形劇団「えりっこ」札幌定住記念の為に制作(作曲・演奏)、
札幌市・旭川市ほかで8回再演されている。

’93年、アルゼンチンタンゴの巨星A・ピアソラの「追悼演奏会(国内では京都に次ぐ)」を、
京谷弘司氏(バンドネオン/京都)、石原ゆかり氏(ヴァイオリン/札響)、
西田直孝氏(フルート/東京)、佐藤洋一氏(ギター/江別)ほかの共演を得て開催。

’94年、フルート奏者・中山耕一氏と札幌市・美幌町・函館市ほか道内6ヵ所で公演。
同年、国内に於て草分け的なギター製作家・中出阪蔵氏(’93年没)の「追悼コンサート」を、札幌市内草創期のギター愛好者の協力を得て開催。

’98年「札幌人形劇ファスティバル(札幌市人形劇協議
会)」で人形劇「オズの魔法使い」上演に作曲・演奏で参加以来、’14 年の「ひとりぼっちの狼と七ひきのこやぎ」まで数多くの人形劇作 品上演に作曲・演奏をしている。

’02年、オリジナル曲集・人形劇組曲「大きな木」を現代ギ
ター社より出版以来、現 代ギター誌上でギター講座連載や作曲・編曲作品をしばしば掲載される。

’03年には、’91年に佐藤洋一氏と結成した「あこるとデュオ・さっぽろ」として、
「日本重奏コンクール(於:東京)」にゲスト演奏家及び審査員として招かれる。

’04年札幌・東京ほか4都市でソロリサイタル開催。

’05年、ギターソロのためのポピュラー・スタンダード曲集「失われた恋」を現代ギター社から出版。
翌 ’06年、ギターソロとアウリスマンドリン五重奏団とのカップリングでCD「失われた恋」を出版。

’07年梯杉子(マンドラテノーレ&マンドローネ奏者)と
のユニット「デュオ・セント」を結成、各種コンサートイベント、ライブ・コンサート、慰問演奏などを札幌市内外で行っている。

’12年、札幌市内のギターとマンドリン愛好者・団体の協力を得て、
「東日本大震災・被災地復興応援コンサート」を開始し、’13 年まで8回を終了し継続している。

そのほか、北海道川名の研究家として「北海道河川図」(つり人社)「北海道面白川名散歩」(全10集/さっぽろ文化企画)を出版のほか、
「さっぽろ文庫」(札幌市教育委員会発行)への執筆、「North Angler’s(ノース アングラーズ)」(つり人社)への「北海道面白川名散歩」連載、
読売新聞夕刊(北海道版)の「コラム/つり竿」連載など、ギターや音楽にとどまらない表現活動を行っている。

【主なオリジナル作品】
人形劇組曲「大きな木」(ティンホイッル &2ギター)、
「童歌によるKIRAKU(童謡「山寺の和尚さん」による)」(尺八&ギター/後ギターデュオに編曲)、
「チリンの鈴」(子供のためのバレエ曲/ギター & シンセサイザー)、
「Trio Sonata」(マンドリン,マンドラテノーレ &  ギター)、
「カプリチオス(マンドリン五重奏)」、
「オズの魔法使い」(’98年札幌形劇フェスティバル/ ギター & シンセサイザー)ほか。

【主なアレンジメント作品】「フランス風序曲」(J・S・バッハ/ ギターデュオ)
「案山子の夢(待ちぼうけ、赤とんぼ、俵はごろごろ、お猿のかごや)」(ギターデュオ)
「三連画(白鳥、歓喜の歌、家路)」(ギターデュオ)、
「枯葉」 (J・コスマ/ギターソロ)、
「サマータイム」(J・ガーシュイン/ ギターソロ)、
「古風な舞曲とアリア第3番」(O・レスピーギ/マンドリンオーケストラ)、
「アダージョ」(S・バーバー/マンドリンオーケストラ)、
「セントポール組曲」(B・ブリテン/マンドリンオーケストラ)ほか、
ギターソロ(重奏および合奏)・ピアノ(ソロおよび連弾)・フルート・歌など300曲以上に上る。

【尊敬する人物】アストル・ピアソラ(バンドネオン奏者・作曲家)/田中一村(日本画家)/南方熊楠(博物学者・生物学者)

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